歌川国芳」タグアーカイブ

歌川国芳 名作 初摺 源為朝弓勢之圖 レア品

歌川国芳 名作 初摺 源為朝弓勢之圖 レア品

歌川国芳 名作 初摺 源為朝弓勢之圖 レア品

本作品は売却済みとなりましたm(__)m

解説
為朝が従者と共に、たったの一矢でもって、京極持光の舟を沈めているところ。矢の勢いがあまりにすごくて、海が渦を巻いています。
画題:源為朝弓勢之圖
絵師:歌川国芳
画号:一勇斎国芳
寸法:大版
初版:嘉永4年~嘉永5年 (1851-1852年)
版元:蔦屋梅二郎
彫師:彫常
所蔵:大英博物館(右側のみ)、ホノルル美術館(3枚揃い)、国内未収蔵
状態:摺り- 良、スレ、ヨレ、カケ、汚れあり
真贋:-
備考:歌川国芳のコレクションでは世界的に有名なニューヨーク市のRONIN GALLERYで同じものが、現在販売されています。3枚揃い組の販売価格が約百万円です。今回の出品はその中でも、中心の作品です。RONINギャラリーの作品と、画像が完全に合致しています。こちらの作品も米国のギャラリーで、約10年前に購入したものです。3枚揃えようと探したのですが、諦めました。なお、全然関係ありませんが、版元の「蔦屋」は、現在のTSUTAYAが憧れてつけた、江戸日本橋の有名版元です。
歌川国芳 初摺 子供遊五節供のうち 三月

歌川国芳 初摺 子供遊五節供のうち 三月

歌川国芳 初摺 子供遊五節供のうち 三月

本作品は売却済みとなりましたm(__)m

解説
こちらの浮世絵は、雑誌の表紙を飾ったり、カレンダーになったり、ぬり絵にもなっている有名な作品です。
江戸の裕福な家庭における、お節句のお祝いの部屋にいる姉妹という感じです。
花柄のおしゃれな着物、かんざし、きれいに結った黒髪。
更紗模様の毛氈の上の棚上には、立派なギヤマンに瓶詰された白酒と桜の花の模様の漆塗りの重箱。お姉さんが妹を呼び止めている、といった感じです。節句の日の日常風景が、上手に描かれています。
こちらは、節句のお祝いではとても有名な絵で、個人コレクションに加える意味は十分にあると考えます。
画題:子供遊五節供のうち 三月
絵師:歌川国芳
画号:一勇斎国芳
寸法:小版
初版:天保14年~弘化4年 (1843~47年)
版元:丸清
彫師:不明
改印:普
所蔵:ボストン美術館
状態:摺り可、退色あり、裏打ちなし、トリミングあり、ヨレ、スレ、時代感あり。紙がとても薄くなっている。
真贋:-
備考:-
歌川国芳 初摺 福岡貢 伊勢音頭恋寝三幕目

歌川国芳 初摺 福岡貢 伊勢音頭恋寝三幕目

歌川国芳 初摺 福岡貢 伊勢音頭恋寝三幕目

本作品は売却済みとなりましたm(__)m

解説
有名な演目「伊勢音頭恋寝」のクライマックスである三幕目(油屋の場)。これは、寛政8 (1796) 年伊勢古市の遊郭油屋徳右衛門方で発生した事件を脚色した一夜漬け狂言。見せ場が、この絵中の殺しの場面です。
貢が油屋に戻ってきて、刀が違うのに気づいた。喜助と万野を呼ぶが出てこない。そこへ大慌てで万野が戻ってきた。貢を見て刀を奪おうとする万野、まだ刀の中身が替わったことを知らない貢はそっちこそ刀を返せと万野と争ううち、貢が刀を抜かずに鞘で万野を殴ると鞘が割れ万野は切られる。元来、この刀は貢の家の妖刀である。出血して、騒ぎたてる万野、それを貢は一刀のもとに切り万野は倒れる(画中、真っ二つ)。岩次の一味である次郎助が万野の死骸に躓き、驚いて声を上げると貢に切りつけられながらも、二階に逃げようとする。
画題:福岡貢(市川団十郎)(料り人 喜介) (油や おこん)
絵師:歌川国芳
画号:一勇斎国芳
寸法:-
初版:嘉永5年 (1852年)
版元:三本河長
彫師:-
改印:衣笠、村田、子六
所蔵:早稲田大学
状態:-
真贋:-
備考:-
歌川国芳 初摺 伊達競阿国戯場 荒獅子男之助

歌川国芳 初摺 伊達競阿国戯場 荒獅子男之助

歌川国芳 初摺 伊達競阿国戯場 荒獅子男之助

本作品は売却済みとなりましたm(__)m

解説
歌舞伎演題で伊達騒動を題材とした「伊達競阿国戯場」の一場面です。荒獅子男之助はシリーズとなっています。国芳は役者絵も、とても上手なことが分かります。
忠臣・荒獅子男之助は、讒言によって主君から遠ざけられ、御殿の床下でひそかに警護を行っていました。そこえ、巻物をくわえた怪しい大ネズミ(御殿幕切れに登場)を見つけ、それを踏みつけて、「ああら怪しやなア」と言いつつ登場。男之助がネズミを鉄扇で打ったが、ネズミは逃げ去った。このネズミこそ、仁木弾正。妖術で姿を変えていました。煙の中で、人間の姿に戻った弾正の眉間には、男之助がつけた傷が確かにありました。
画題:荒獅子男之助
絵師:歌川国芳
画号:一勇斎国芳
寸法:-
初版:嘉永2年 (1849年)
版元:本庄湊小版
彫師:不明
改印:衣笠、吉村
所蔵:早稲田大学
状態:摺り優、裏打ちなし、スレ、ヨレ殆どなし。
真贋:-
備考:「没後150年 国芳の「役者絵」」(2012年)という国芳の展覧会の案内チラシに採用された浮世絵。オランダで購入。
歌川国芳 初摺 見立廿四孝 大舜

歌川国芳 初摺 見立廿四孝 大舜

歌川国芳 初摺 見立廿四孝 大舜

本作品は売却済みとなりましたm(__)m

解説
「見立廿四孝 大舜」「ガくの小三」初代坂東しうか
中国の二十四孝シリーズの登場人物「大舜」が、「現代」江戸時代に現れたという設定の浮世絵です。こういう設定は、SF小説でよくみられますね。このシリーズの中では、大舜は最も有名な題材です。
画題:見立廿四孝 大舜
絵師:歌川国芳
画号:-
寸法:大版35.2 x 24.4 cm
初版:嘉永7年 (1854年)
版元:角金
彫師:彫駒
改印:改、寅十
所蔵:-
状態:-
真贋:-
備考:-
歌川国芳 初摺 仁木源之助 狸 どろんぱ 幽霊 武者絵

歌川国芳 初摺 仁木源之助 狸 どろんぱ 幽霊 武者絵

歌川国芳 初摺 仁木源之助 狸 どろんぱ 幽霊 武者絵

本作品は売却済みとなりましたm(__)m

作品背景
たぬきの妖術で現れた死んだ武士が現れたところ。仁木源之助がそれを見抜き、たぬきを踏みつけ、たぬきは観念して、尻尾を巻いて、逃げる最中。
画題:仁木源之助
画号:朝櫻楼国芳
寸法:大版37.3 x 25.4 cm
初版:1840年
版元:南伝馬町一丁目 蔦屋吉蔵板
所蔵:大英博物館
状態:摺り良?優、裏打なし ヨレ、微細な穴数がカ所・経年による時代感あり。
真贋:大英博物館収蔵品と画像構成は完全に一致しており、同じ版木を使用したと推定される。なお、こちらの作品は、地面にグラデーションがなされているが、大英博物館の作品にはない。そのため、こちらが初摺り、大英博物館が後摺りの可能性あり。また、後者では右側が1-2cmトリミングされている。
備考:ロンドン ケンジントンの骨董店で購入。
歌川国芳 初摺 遺作 有卦絵 土水姓の人うけ二入 福助 福寿禄

歌川国芳 初摺 遺作 有卦絵 土水姓の人うけ二入 福助 福寿禄

歌川国芳 初摺 遺作 有卦絵 土水姓の人うけ二入 福助 福寿禄

本作品は売却済みとなりましたm(__)m

解説
国芳は、新和泉町玄冶店の自宅で、脳梗塞のために、文久元年3月5日(1861年4月14日)、65歳で他界しました。本作品は、同年5月8日に出版されており、国芳の遺作(絶筆)と言われています。
この浮世絵は、福に通じる「ふ」シリーズの作品の一つで、「有卦絵(うけえ)」と呼ばれるものです。
陰陽道では、人生は七年間の幸運の「有卦」と五年間の「無卦」が交互にやってくるとされ、頭に福の字がつく七つの物をそろえて祝うことで、「福」がやってくると言い伝えられています。画中では、福助と福寿禄が挨拶をする際に、頭をごっちんこしています。このおめでたい七つの福を描いた「有卦絵」を大事な人に贈ることが、江戸末期に流行しました。病床の国芳が、最後に選んだ題材が有卦絵であったということは、彼の人柄を現しているのではないかと思います。
私事で恐縮ですが、この作品の入手後、金運は上昇気流に乗り、馬を二頭ほど所有することができるようになりました。

これは福に通じる「ふ」シリーズの作品で、「有掛絵(うけえ)」と呼ばれるものです。

病床の国芳が、気持ちを奮い立たせようと、福助を中心に、はちゃめちゃな、明るいストーリーが展開されています。

自分の身体がしんどい時でも、暗くならず、人を楽しませる絵を描くことができるのは、大らかな心の持ち主であったからに違いありません。

小生の人生の目標でもあります。

約20年前に、フランクフルト中心部の国立博物館隣にあるアンティークショップで購入。

国芳の遺作のため、65歳にちなんで、65万円とさせて頂きます。

画題
土水姓の人うけ二入
絵師
歌川国芳
画号
一勇斎国芳
寸法
大版縦約34.9cm×横約23.3cm
初版
文久元年(1861年)
版元
馬喰四木屋板
彫師
不明
改印
牛四
所蔵
ボストン美術館(Alfred Greenough Collection)で確認。国内未収蔵。
状態
摺り良~優 裏打なし・シワ・汚れ・破れなし、経年による時代感あり。
真贋
ボストン美術館の収蔵作品とこちらの作品は同一であることが、画像比較にて確認できています。作品の状態はこちらが良く、国芳の現存する遺作としては、最もよい可能性があります。なお、類似の作品が、「歌川国芳、生涯と作品(著者:直俊彦、出版社:東京美術)」という本に収載されています。しかし、そちらは国芳の落款印がなく、しかも、「土水性」の人ではなく「木水性」、そして5月8日ではなく、8月5日に変更されています。そのため、復刻版と推定されます。
備考
Leif Almo氏(スウェーデン国名誉総領事)。先祖の代から、スウェーデンを代表する造船会社を経営していた方で、欧州でも著名な個人蒐集家です。自宅に隣接した小学校の体育館ほどの大きな建物(内部は三層に構造)に、膨大な収集作品が展示されています。小生がこの作品に見入っていたら、「It is time to go home.」と一言いって、譲って下さいました。日本里帰り作品です。